宇部市で46人の徴収料に誤り 1人暮らしの高齢者を対象に行う「見守り安心コールサービス」
1人暮らしの高齢者を対象に宇部市が行う「見守り安心コールサービス」事業で、利用者46人の金額を誤って徴収していたことが分かりました。 「見守り安心コールサービス」は宇部市が8年前から行っている事業で、1人暮らしの高齢者を対象に、緊急通報装置を貸し出したり、相談に乗ったりするものです。利用料は無料、月250円、月800円と3種類あり、介護保険料の段階によって決められています。 市によると、9月11日に利用者から「介護保険料が下がったのに、サービスの利用料が変わっていないので調べてほしい」と連絡があり、調べたところ、2016年から現在まで、46人の利用者から料金を誤って徴収していたことが分かりました。 追加納付の対象者は32人で合計25万5400円、返金の対象者は14人で合計15万9700円だということです。今後、個別に連絡し、本来の利用料との差額は、12月以降に精算処理を行うということです。 市は、介護保険料が変更になったときのシステムの運用方法が不適切だったことが原因として、今後は年度ごとに全ての利用料を確認したり、全利用者に通知をするなどして、再発防止に努めるということです。
テレビ山口
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