映画白鳥麗子!が公開 主演河北「次作は地味女に挑戦したい」
ドラマから1年後、成長した麗子と哲也に会える
映画ではドラマのストーリーから1年後の麗子と哲也の姿が描かれる。ドラマ版では哲也への恋心でいっぱいだった麗子だったが、映画版では白鳥家の問題と正面から向き合う強く凛々しい姿が見られる。だが、哲也への想いは果てしなく、相変わらず繰り広げられる妄想も楽しみ。映画版では、さらにその妄想シーンがリアルに映像化されているのも見どころだ。また、ドラマ版では優しさから、数々の女性に翻弄されてしまう哲也が、映画版では少し違った印象をみせる。 「ドラマの最終話で麗子さんの大切さがようやくわかった哲也だからこそ、男らしく成長した。映画版ではひとりの女性に愛情を注げばよかったので真っ直ぐな想いを出すことができました」と水野。しかし、やっと繋がった二人の思いをかきみだす桐生希一が登場することで、麗子と哲也の恋模様に暗雲が立ち込める。スクリーン上で、ビジネスのことしか頭にない嫌みな役を見事に演じた小林は「俺様キャラだったので楽しかったです」と満面の笑顔だが、この桐生の登場により、生じる二人のすれ違いにやきもきしながら、恋の行方を見守りたい。
3人が今後、挑戦したい作品について
3人に今後、実写化して演じてみたい作品があるか聞いてみた。白鳥麗子がはまり役、と評判だった河北は「確かに共感できる部分がたくさんありました。監督からは70%白鳥麗子が入っていると言って頂けました。だからこそ、今度は真逆のすごく地味な役をやってみたいです。個人的には『NARUTO』が好きなので、サクラかな。地味じゃないですけど」。華やかな河北が演じる地味女子がどうなるのか。 最近、格闘技に取り組んでいる水野は、バッドボーイズの佐田正樹自伝の『デメキン』をあげた。小林は女性に見間違えられる美しい容姿をもつ頭脳明晰なキャラクターである『ハンター×ハンター』のクラピカ。水野・小林ともに新たな表情を見せてくれる日が待ち遠しい。 (編集プロダクション/エディマート)