福島県内59市町村の魅力、ダンス動画で発信 「福島もも娘」27日からSNSに投稿
台湾の4人組ダンスユニット「福島もも娘」が福島県内59市町村でダンス動画を撮影し、魅力発信に取り組む。27日から来年3月31日まで、交流サイト(SNS)で週2回程度、動画を投稿する。メンバーは「動画を見て、福島の有名スポットに多くの人が足を運んでほしい」と願っている。 20秒程度の動画で、県内59市町村のシンボルの前でメンバーがダンスする様子を発信する。既に福島市土湯温泉町の旅館・山水荘や浪江町のラッキー公園などで撮影を終え、今後はスキー場など紅葉や雪など四季折々の魅力を感じられる場所も訪れるという。X(旧ツイッター)、インスタグラム、「TikTok(ティックトック)」で「福島もも娘」と検索すれば視聴できる。 メンバーは南相馬市と台湾を行き来し、福島と台湾の友好促進やSNSを通じた県産品のPRなどに携わっている。県から「あったかふくしま観光交流大使」にも任命された。県内の魅力を再発見するとともに、台湾への発信を通じてインバウンド(訪日客)誘客につなげようと企画した。
10月中に福島のモモをテーマにした初のオリジナル日本語楽曲「鈴なりレボリューション」を配信する予定。今回の動画にも使用する考えで、福島もも娘をプロデュースする飯舘村のサクラ・シスターズ社長の峯岸ちひろさんとメンバーは「福島の魅力とともに『福島もも娘』も知ってほしい」と呼びかけた。