<平野莉亜菜>「映画ドラえもん」最新作で“大役”に抜てきの小学6年 「歌が大好き」でアフレコではアドリブも
「台本に書かれていない部分、例えば走ったあとの息遣いとか。何回も録り直しをしたのですが、自分で少し考えたり、いろいろなアドバイスをいただいて、とても難しかったのですが、やり切ることができたと思います。あと、ミッカの『ピピッと響いたっ!』というせりふでは、声のトーンを高くしたり低くしたり、いろいろとチャレンジしたので、そこは何度かNGを出しちゃいました」
◇母からの影響で私も自然と歌を好きに ゆくゆくは舞台でも活躍を
たくさん練習してのぞんだ歌については、「(音楽担当の)服部隆之先生にも『いいね』って言っていただけて。みんなで楽しくレコーディングできました」と笑顔を見せる平野さん。
そもそも歌は特技の一つ(あとは英語とバレエ)。「映画ドラえもん」へとつながる「東宝シンデレラ」オーディションでの一番の思い出も「初めてミュージカルナンバーを歌わせてもらったこと」を挙げる。
「お母さんがもともと歌が大好きで、私がものすごく小さいころからそばで『アニー』の曲とかを歌ってくれていて。その影響で私も自然と歌を好きになって、『アナ雪』の曲とかを日常的に歌っていました。映画でもミッカが歌を歌うシーンがたくさんあって、音楽があふれるとてもすてきな作品なので、劇場まで見に来てくれたらうれしいです」
改めてデビュー作での経験について「収録中は楽しい気持ちでいっぱいで、アフレコをすることがこんなにも楽しいんだって、声だけでもこんなにも気持ちが乗るんだってことが発見できて、とてもいい経験になりました」とうれしそうに話す平野さんに、今後の目標を聴くと……。
「学園ものやCMにも出てみたいですし、ゆくゆくは舞台でも活躍できる女優さんになりたくて、演技と歌があわさったミュージカルや、ミュージカル映画にも出てみたいです。あとは英語を小さいころから習っていて、今も勉強しているのですが、好きな英語を生かせる作品にも出会ってみたいです」