救急箱の「布亀」 消費者庁が6か月間の一部業務停止命令 認知症高齢者に「牛乳・乳製品扱う訪問販売」で勧誘&契約 特定商取引法に抵触
消費者庁は、配達薬事業や牛乳・乳製品の訪問販売事業などを手がける「布亀」(本社:兵庫県西宮市)について、訪問販売事業で高齢者の判断力不足に乗じて契約を結ぶ事例が複数あったとして、6か月間の一部業務停止命令を出しました。 消費者庁の発表によりますと、遅くとも去年4月以降、認知症と診断され要介護認定も受けている高齢者らに対し、「布亀」の従業員らが自宅を訪問し契約を締結した事例が、複数確認されているということです。 消費者庁は一連の事例が特定商取引法に抵触していると判断し、「布亀」に対し3月26日付けで、訪問販売事業を6か月間(3月27日~9月26日)停止するよう命じました。
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