「ピアノに恨みでもあるのか?」パラリンピック開会式での演出が物議 オリンピックでは宙づりや燃やす演出も
パリ・パラリンピックの開会式が2024年8月29日午前3時(日本時間)に行われました。今回の開会式はパラリンピックとしては初めて競技場外であるパリ中心部のコンコルド広場やシャンゼリゼ通りなどを会場に様々な演出が取り行われました。華々しい開会式の中でピアノを使ったとある演出が物議を醸しています。 【写真11枚】パリ五輪で疑問の声が上がったピアノを使った演出をくわしく見る
開会式でのピアノ演出が話題に「ピアノに恨みでもあるのか?」
今回物議を醸しているのが、開会式でピアノの上に人が乗るという演出です。 黒のスーツを着たパフォーマーたちが音楽に合わせ、ジャンプして鍵盤やピアノの上に飛び乗ったり、障害を持ったダンサーが車椅子ごとピアノの上で踊ったり、歌手がピアノの上で歌ったりと、様々な演出が行われました。 しかしこういった演出に対しSNSでは「ピアノのシーン、ダンサーたちのパフォーマンスがかっこいい」と称賛する声があがる一方で、「ピアノの扱いが酷い」「怒りが込み上げてくる。楽器本来の使いかたをして欲しい」「ピアノになんか恨みでもあるのか?」といった批判の声もあがり、物議をかもしています。
オリンピック開会式では燃やす演出 閉会式では宙づりに
2024年7月27日にセーヌ川で行われたパリオリンピックの開会式でもピアノを使った演出があり、その際の扱い方について疑問の声が上がっていました。 どんよりとした曇り空でスタートした開会式は、次第に雨が強くなっていきました。その結果、ピアニストが土砂降りの中、雨ざらしで演奏することになり「ピアノ演奏してて大丈夫?」といった声が寄せられていました。 その後の演出でも、セーヌ川の上でピアノに火がつけられ燃えさかる中、ジョン・レノンの「イマジン」の演奏が行われるという演出も。 さらに、2024年8月11日に行われたオリンピックの閉会式では、ピアノが地面から徐々に上がり、つるされた状態で演奏する演出もありました。 こういった演出に対して「ピアニストの人すごい」といった驚きの声が上がった一方で、「開会式では水責め火責めに遭い、閉会式では吊し上げ」「ピアノの罪は何?」「ピアノがかわいそう…」といった声が寄せられました。
めざましmedia編集部