清和大学が優勝 5年ぶり南房駅伝(千葉県)
師走の房州路を走る「第78回南房駅伝大会」が3日、5年ぶりに開催された。15チームが出場し、鴨川市から館山市までの6区間でタスキをつないだ。全区間で区間賞を獲得した清和大学が優勝を飾った。 伝統の駅伝大会だが、令和元年以降房総半島台風や新型コロナウイルスの影響などで中止が続いていた。これまでは7区間だったが、今回は6区間に変更するなど一部内容を見直して開催した。 鴨川市陸上競技場をスタート、館山市のJR九重駅前をゴールとする6区間33・2キロのコースで争い、1区から先頭に立ち、そのまま全区間で区間賞の快走を見せた清和大学が、2位に10分以上の差をつけ圧勝した。 アンカーでゴールテープを切った清和大の鍜治晃選手は「アップダウンのあるタフなコースで、最後は向かい風も強かったが、故障明けの中で次につながる走りができた。沿道の声援を受けて楽しく走れた」とレースを振り返った。 結果は次のとおり。=敬称略 (1)清和大学(1時間48分31秒) (2)和田A(1時間59分10秒) (3)チーム亀田愛走会(2時間3分9秒) (4)富浦学園(2時間5分43秒) (5)安房高校(2時間5分54秒) (6)安房消防(2時間6分42秒) 【区間賞】 ▽1区=村澤佑磨(清和大学) ▽2区=伊藤礼哉(同) ▽3区=瀬ノ田赴斗(同) ▽4区=堀田龍生(同) ▽5区=横山成(同▽6区=鍜治晃(同)