アイドルはツラいことばかり…休井美郷「仕事もない、彼氏もいない、どう生きていこう」の先にあった道
■「仕事もなし」「彼氏もなし」でバチェラーは終了 ── そこからどうしてまた芸能活動をすることに? 休井さん:2021年にPrime Videoの『バチェラー・ジャパン』シーズン4に参加したのですが、それから取材やテレビ出演の依頼が、DMなどに届くようになりました。当時は事務所に入っておらず依頼の多さに悩んでいたら、友人が今の事務所を紹介してくれました。 ── どうして番組に参加を? 休井さん:バチェラーシリーズは視聴者として大好きで、もともと見ていました。ある日、友だちから「次のシリーズの参加者を募集しているから応募してみて!絶対、美郷に合っていると思う!」って連絡がきたんです。30歳のときで、パン講師として働いているタイミングでした。
応募した後も最初は「絶対、参加を勝ち取ってやる!」という気持ちはなかったのですが、選考がどんどん進んでいくにつれ受かりたい気持ちが高まっていって。合格したときは素直にうれしかったですね。 ──『バチェラー・ジャパン』の旅はどうでしたか? 休井さん:旅の期間は外部と連絡を取ってはダメなので、スマホは持ちこめないんです。最初はスマホのない生活がともて不安でしたが、始まってみると意外にも楽しくて(笑)。不便さを感じることもなく、女の子同士での共同生活も自由で快適でした。
ただ、私は「本気で結婚相手を探すために」旅に参加していたので、そこは真剣に取り組むことに。撮影前に「いい女になる方法」なるものが書かれた本を、とにかく読み漁りました(笑)。共同生活は素のままでしたが、バチェラーの前ではそれを意識して行動していましたね。 ── でも結果は残念ながら最後のひとりにはなれずに終わりましたね。 休井さん:そうなんです。私は最後までバチェラーと一緒に帰ると信じていたので、選ばれなかったときは本当にショックで。このままじゃ結婚できない…と。休職して参加しているので仕事もないし、彼氏も結婚相手もいない!これから一体どうやって生きていったらいいのだろうと絶望的な気持ちになりました。