藤岡弘、ファミリーが初のファンミ 子供たちが歌声やダンスを初披露 藤岡「ここからがスタート」
俳優、藤岡弘、(78)と長男の俳優、藤岡真威人(20)、長女の女優、天翔愛(22)、次女の女優でアーティスト、天翔天音(19)、三女のモデル、藤岡舞衣(16)が29日、東京・渋谷のストリームホールで初のファンミーティングを行った。 イベントは藤岡のトークショーと子供たちのステージの2部構成。 まずは藤岡が出世作となった1971年のテレビ朝日系「仮面ライダー」のオープニングテーマ「レッツゴー!!ライダーキック」を歌いながら登場すると、会場はのっけから興奮のるつぼに。 藤岡は「(同番組の放送開始から)あっという間の53年、芸能生活60周年になりました。皆さんのおかげで生かされて現在があると思っています」と感謝した。 1部ではかつて藤岡が出演したセガのCMを上映して当時のエピソードを語ったり、自身の楽曲「愛を灯そう」などを熱唱。2部では真威人が杖術や星野源(43)の名曲「SUN」などをギターの弾き語りで初披露すれば、三姉妹で初めてユニットを組み、松任谷由実(70)のヒット曲「ルージュの伝言」を歌唱して盛り上げた。 トークでも魅せた。父親のマル秘エピソードを語る場面で、舞衣が「お父さんは苦手なものがある」と切り出し、「グミ。カラフルなクニャクニャした」と明かすと、愛も同調し、「スライムとか良く分からない物体が苦手みたい」と苦笑い。真威人は「タピオカは(『仮面ライダー』の悪の組織)ショッカーの飲み物だと本気で言っていたんですよ」と続き、ファンを爆笑させた。 さらに、愛は「かわいいものがすごく好きで、ぬいぐるみが好き。舞衣ちゃんがたくさん持っているんですけど、それを持っていつも『かわいいな』って。小動物も好き」と告白すると、ステージ袖から藤岡が照れ笑いを浮かべながら「聞いていると何でもしゃべりそうで出てきちゃったよ」とおちゃめに登場。再び爆笑が場内を包んだ。 この日は愛が岩崎宏美(65)の代表曲「聖母たちのララバイ」などをソロで初歌唱すると、天音はダンスパフォーマンスを初披露。舞衣は映画「ゲド戦記」の挿入歌「テルーの唄」で初めて歌声を披露するなど初もの尽くしで盛り上げた。 藤岡は「まだ心配でね。この子たちが安心できるまでは心臓が止まらないように頑張らなきゃ」と気合を入れ、「ここからがスタート。子供たちが成長できるように一生懸命後押ししていきたいと思います。多くの人に夢や希望や感動や喜びを与えられるようになってほしいなと思います」と思いを込めた。
最後は5人全員で「レッツゴー!!―」を合唱。大団円で幕を閉じた。