【県温泉プロジェクト】“接骨院”が開発…学生アスリート向け温泉活用ケアプランとは(静岡・河津町)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
静岡県が推進する温泉プロジェクトに参画し、河津町の接骨院が、運動部の学生の協力を得た新たなプランを開発しました。その内容とは…。 この事業は、県が推進する「伊豆ヘルスケア温泉イノベーションプロジェクト」で、今回は、河津町にある接骨院の代表、稲葉正義さんが運動をしている、学生向けに温泉を活用した「けがの予防や再発防止」のプランを開発しました。 (ひまわり接骨院 代表 稲葉 正義さん) 「あるものをもっと活用して、生徒たちが練習をしっかりでき、けがをしない体づくりと、メンテナンスがしっかりできるようにと、このプランを考えた」 29日のキックオフセミナーには、モニターとなる地元の高校生20人と関係者らが集まり、事業のコーディネーターを務める医学博士や元自転車競技選手から、温泉で体を温める効果や有効性などの話を聞いたあと、早速、会場の温泉に浸かりました。 (モニターで参加した学生) 「(温泉に)漬かると気持ちよくて、疲れが取れる感じがする」「気持ちいいです」 Q.疲れ取れそうですか? 「取れそうです」 普段はシャワーしか使わないという学生も…。 (モニターで参加した学生) 「めっちゃ気持ちよかった」「(モニターを)しっかりやります」 入浴後は、製薬会社の担当者から、温泉入浴後や運動時の適切な水分補給についての説明も受けました。学生たちには2025年1月まで、東伊豆町から南伊豆町までの7軒の宿泊施設の協力で、部活動の前後に温泉施設を利用できることになっています。県の担当者は、学生たちのパフォーマンス向上とともに、地域の良さに気付くきっかけにもしてほしいと話していました。