麻倉未稀、西村知美、つちやかおりら80年代歌手の合唱団が満員の会場を圧倒「全てのパワーを使い切った」
麻倉「全てのパワーを使い切ったのでぐっすり眠れます」
ここでふたたび『Neo☆Stars』がステージに集まり、合唱コーナーがスタート。これまでの和やかな雰囲気が一変し、みな真剣な表情を浮かべると会場には緊張感が走る。最初に『負けないで』(ZARD)を歌った。多忙なスケジュールの中で何度も練習を重ねてきた曲だ。その成果が発揮され、息の合ったコーラスに観客も手拍子で応えた。歌い終わった彦摩呂は「番組でも歌った曲を(ふたたび)この場で歌えて本当にうれしく思います」とホッとした顔を浮かべて「新しく参加したメンバーも声を合わせるだけで一瞬で仲間になれるんです。そんな経験をさせていただきました」と話し、温かい拍手に包まれた。 次に『Pretender』(Official髭男dism)を披露。かとう、渡辺、山本がソロパートを歌うと全員のハーモニーも重なり、美しいメロディーが会場いっぱいに広がった。そのままアンコールの拍手が鳴り、『翼をください』を観客と一緒に歌い、この日のステージは終了した。 終演後、麻倉、田中、西村、ミノワマンD・Zの4人が初の試みを振り返った。 麻倉「お客様がすごく楽しんでくださって、温かい拍手をたくさんいただけて、アットホームでしたし、みなさんが次を期待してくださっているような印象を受けました。コーラスのみなさんも緊張していましたけど、そんな中でも今ある力を発揮できたんじゃないかなと思います。すごく楽しかったです。私も全てのパワーを使い切ったので家に帰ったらぐっすり眠れると思います(笑)」 田中「このイベントに携わった全ての人が笑顔で帰ってくださったら、それで成功だと思っていたので、本当に大成功で終わることができて、今はホッとしています。来年は昭和100周年なので、ここからまた心を1つにしてさらにパワーアップした『Neo☆Stars』を見せていけるように頑張りたいと思います」 西村「久しぶりにシングルを歌ったんですが、アイドル時代から今までずっと『歌は苦手』と思っていました。でも、実は今回、パワーコーラスに出会って初めて歌が楽しいと感じました。アイドルの先輩たちとも歌を通じてつながることができて、本当にうれしかったです。今回、楽しく歌と向き合うことができたので、私も40周年に向けてさらに歌を頑張りたいと思います。来年もこのフェスを開催できるようにぜひ『Neo☆Stars』を応援していただけるとありがたいです」 ミノワマン「すごかったです。特に麻倉未稀さんの歌に感動しました。やっぱりあの輝きを持った80年代アイドルの方たちを前に僕がスーツで行ったら『誰だ?』ってなっちゃうじゃないですか(笑)。アントニオ猪木さんがそうだったように、リングじゃなくてもどんな場所でも僕はプロレスラーなので。リングに上がる姿でステージにも上がろうと決めていました。あとは普通に歌ったら緊張しちゃうから、『いつでも行けるぞ』っていう慣れているファイティングポーズで歌ってみたんですが、結構しっくりきました」 ■『Neo☆Stars パワーコーラスフェス 2024』2024年10月19日 横浜市開港記念会館内ステージセットリスト 『シンフォニーの風』西村知美 『秘密じゃないけど秘密』つちやかおり 『カメレオン・アーミー』(振り付け)山咲トオル 『ムーンライト・サーファー』かとうれいこ 『ギンギラギンにさりげなく』新田純一 『キン肉マン Go Fight!』ミノワマンD・Z 『Remember (風間三姉妹)』大西結花 『涙の太陽』 田中美奈子&横浜sisters 『Your Song』SANGWOO 『あなたに(安全地帯)』SANGWOO 『拝啓、あの頃の僕へ』SANGWOO 『so easy to love you』Dreamers Union Choir 『唱』(Ado)Dreamers Union Choir 『Kitan Datta from ZERO』Dreamers Union Choir 『80年代メドレー』Dreamers Union Choir 『ホワット・ア・フィーリング~フラッシュダンス』麻倉未稀 『ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO』麻倉未稀 『負けないで』(ZARD)Neo☆Stars 『Pretender』(Official髭男dism)Neo☆Stars アンコール『翼をください』Neo☆Stars
福嶋剛