新王者となった岡慎之助選手に祝福メッセージを送ったフィギュア鍵山優真選手!2人は高校の同級生で大親友
体操男子個人総合で、オリンピック初出場ながら金メダルを獲得した岡慎之助選手(20)。 【写真16枚】パリ体操金・岡慎之助選手と同級生!フィギュア鍵山優真選手が語る絆 その優勝の翌日、新王者となった岡選手にSNSで「本当におめでとう」と絵文字付きでメッセージを送ったある人物がいました。 その人物とは、2022年北京オリンピックフィギアスケート男子シングル銀メダリストの鍵山優真選手(21)です。 めざまし8は、急きょ鍵山優真選手にコンタクト。実は2人は高校の同級生だというんです。 鍵山選手に、岡選手の人柄や2人の高校時代のエピソードなどを伺いました。 男子フィギュアスケート 鍵山優真選手(21): 個人とか朝起きてから結果見たんですけれども目がブワって覚めて。笑顔で優勝して本当に素晴らしいなと思います。 ――お互い何と呼び合っている? 慎ちゃんとか、僕は普通に優真って呼ばれてます。 男子フィギュアスケート 鍵山優真選手(21): いろんな話聞きたかったんですよね。(岡選手は)世界ジュニアも優勝してるって聞いてたのでモチベーションの保ち方、何を試合の時に考えてるかとか、そういう個人種目ならではの会話とかもお互いに参考にしたりというか。 めざまし8は、そんな2人が出会った学び舎、横浜市にある「星槎国際横浜鴨居」を取材しました。
高校時代の恩師を取材「将来のため2人がしていたこと」
恩師・松下清喜先生は、将来のために2人がやっていた “あること”を明かしてくれました。 星槎国際高等学校 松下清喜センター長: この黒板を使ってやってました。鍵山と岡でサイン書いたりしてましたね。 見せてくれたのは、岡選手のサイン。 星槎国際高等学校 松下清喜センター長: これが一番最初に(岡選手が)書いたサインですね。 2人が学校に出席する度にサインを書かせていたという松下先生。 星槎国際高等学校 松下清喜センター長: 最初はこういうふうに書いて、鍵山はもうサインを持っていたんですね。 毎回書かせているところで、鍵山と一緒にボード(黒板)で鍵山が岡のサインを考えた 松下先生によると、岡選手のサインを考えたのは鍵山選手。 サインを崩す鍵山選手のアイデアを岡選手が気に入ったのだといいます。 同じ教室で学び、競技は違えど、同じアスリートとしてもともに切磋琢磨してきた2人。 公私ともに仲の良い岡選手が鍵山選手に対して“本音”を口にした瞬間がありました。 それは、鍵山選手が北京オリンピックへの出場を決めたときのことでした。 岡 慎之助選手(当時18歳): 鍵山優真さん、北京五輪出場本当におめでとうございます。 1年生の時から世界でプレーする話を共にし、先に実現されたことに、正直悔しい気持ちもありましたが、今では共に学んだ仲間として尊敬しています。 大舞台に立つ夢を先に叶えた鍵山選手への悔しさ。 オリンピックへ出ることは当然ながら岡選手もずっと夢見ていたのです。 親友であり、良きライバルでもある鍵山選手に追いつきたいと、岡選手はパリへの切符をつかみ取り、そして金メダルを獲得する快挙を成し遂げました。 世界の頂点に立った親友に鍵山選手は…、 男子フィギュアスケート 鍵山優真選手(21): 本当にうれしい気持ちももちろんあるし、すごいなって思うんですけど、同じ目標を持つ友達として若干「あ、ちょっと悔しいな」っていう気持ちもある。プラスなポジティブな意味での悔しい。僕も、頑張らなくちゃみたいな、すごい燃えてます今。 「うれしいけど悔しい…」と本音を話してくれた鍵山選手。 競技は違えど、次世代のエースである2人の今後のさらなる活躍に注目です。 (『めざまし8』2024年8月5日放送)
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