【京阪杯】過去10年で9連勝!波乱重賞の意外すぎるほどカンタンな軸の選び方
11月26日(日)に行われる京阪杯(G3、京都芝1200m)。ジャパンカップ決着後の熱気冷めやらぬであろう京都で、スピード自慢の快速馬たちが激突します。 さて、このレースも久々に京都開催となる重賞。またジャパンカップと同じく、従来とは異なる最終レースで行われることも特徴の一つです。ビッグレース続きの11月、その最後を的中で終えられるようにしっかりと傾向をおさらいしておきましょう! ▼京阪杯の脚質別成績 逃げ[4-1-0- 5] 勝率40.0% 複勝率50.0% 先行[5-1-4-29] 勝率12.8% 複勝率25.6% 差し[1-6-6-58] 勝率 1.4% 複勝率18.3% 追込[0-2-1-47] 勝率 0.0% 複勝率 6.0% (※過去10年、京都開催) ご覧いただいたのは過去10年の「脚質」別成績。なんと「逃げ・先行」馬が10年で計9勝と、驚異的な勝率を誇ります。 この時期の京都芝は開催が進み外からの差しが決まりやすいですが、京阪杯はそれでも圧倒的な前有利のレースだと言えるでしょう。 その秘密はコース形態にあります。京都芝1200mはスタート直後に淀名物の急坂が待ち構えており、前半がスローペースに落ち着きがち。そのため先行した馬が余力を残しやすく、毎年のように前残りが発生しています。 そんな前有利のレースなら、ぜひとも先行馬を押さえておきたいものですよね。そこでもう一つの判断材料となるのが、スタート後の「通過順」です。狙いは意外とシンプルで、「前走スタート後5番手以内」で通過した馬が好成績です。 ▼スタート後5番手以内で通過した馬 前走 [8-4-6-61] 京阪杯[9-4-5-39] (※過去10年、京都開催) 前走での通過順が、高い水準で京阪杯での結果にリンクしていることが確認できますね。これだけでも十分なのですが、ここでさらにもうひと押し! 短距離重賞では避けがたい「枠」の話です。京阪杯は前有利のレースらしく、やはり内枠から最短距離を立ち回った馬が非常に有利。その証拠に、ものすごいデータがあります。 ▼京阪杯「スタート後5番手以内で通過した馬」枠順別成績 1~4枠[9-4-4-20] 5~8枠[0-1-2-19] (※過去10年、京都開催) あまりの明暗の分かれぶりに言葉が出ないのではないでしょうか。なんと過去の勝ち馬すべてが「1~4枠」を引いた馬だったのです!今年も同じ条件から優勝馬が出る可能性は非常に高いと言えるでしょう。 今回「前走スタート後5番手以内」かつ「1~4枠」を引いた馬は、なんと1枠2番のビッグシーザーただ1頭。ここ2走は不調が続きますが、いずれも1番人気を背負っていたように能力は期待されている3歳馬。過去の傾向を見ても、軸候補として最適です!
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