“韓国のイチロー”ジャイアンツの李政厚がフェンスに激突し左肩を脱臼 長期離脱か
◆米大リーグ ジャイアンツ6―5レッズ(12日・米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク) 【写真】左肩を支えられながら引き上げる李政厚 韓国から6年総額1億1300万ドル(約170億円)でジャイアンツ入りした李政厚(イ・ジョンフ)外野手が12日(日本時間13日)、中堅手としてフライを追ってフェンスに左肩を強打し、ベンチに退いた。試合後、左肩脱臼と発表されたものの、メルビン監督は「あまり良くない。、、月曜日に怪我の重症度を判断するためにMRI(磁気共鳴画像)検査を受ける予定」と述べ、長期離脱の可能性が出てきた。 8日に左足に自打球を当てて以来の復帰となったこの日、1回にカンデラリオの右中間への大飛球に対しフェンス際でジャンプ、グラブを差し出したが捕れなかった。李はフェンスに左肩を強打し、そのままグラウンドに倒れ込んだ。首脳陣がかけつけたものの左腕を動かすことができず、トレーナーに助けられながらベンチに戻り、交代した。 韓国で2年連続首位打者で通算打率3割4分を誇り、同じ右投げ左打ちで「韓国のイチロー」の異名を持つ。本人もイチローにあこがれて背番号「51」にしたが、今季37試合に出場し打率2割6分2厘、2本塁打、8打点、2盗塁と厳しい戦いが続いている。
報知新聞社