9月も中旬を過ぎましたが、一向に“夏が終わる”気配がありません。京都市では、18日、観測史上最も遅い「猛暑日」となりました。 　山口杏奈記者 「噴水や緑に囲まれて涼しく見えるかも知れませんが、手元の温度計は38.1℃を指していて、9月にもかかわらずまだまだ暑いです」 　18日も朝から気温がぐんぐん上昇した近畿地方。 　9月オープンしたばかりの「グラーングリーン大阪」では、水辺で遊ぶ子どもたちやミストで涼む人の姿がたくさん見られました。 　18日の大阪市の最高気温は、34℃と「猛暑日」の一歩手前まで迫りました。 　街の人 「死にそうです。日差しがきつい」 「暑いです。めっちゃ暑いけど、ここ（日陰は）風があって気持ちいい」 　兵庫県豊岡市の最高気温は36.7℃。 　近畿64地点のうち14地点で「猛暑日」となりました。 　中でも、記録的な「猛暑」となったのが……。 　藤枝望音記者 「午後2時すぎの京都の観光地・嵐山です。手元の温度計では40℃を超えています。日差しがとても強く汗が止まりません」 　京都市の最高気温は36.5℃。 　実は、京都市では1880年の観測開始以来、最も遅い9月18日に「猛暑日」を記録したことになります。 　街の人 「もうちょっと涼しくなっている気で来たので、めちゃめちゃ暑い」 「ハワイのホノルルから来ました。京都の方が暑いよ」 　その京都では、季節外れの暑さでこんな影響も……。 　京都・舞鶴市の最高気温37.9℃。 　舞鶴漁協では、例年の同じ時期と比べると、魚の鮮度を保つ氷がすぐに溶けてしまうため、氷の量を増やさざるを得ない状況だといいます。 　魚の仲買人 「もういいかげん涼しくなってくれればなと……そんなふうに思っています」 　まさに“終わらない夏”。異例の暑さは一体、いつまで続くのでしょうか？