タクシー運転手を殴り、料金踏み倒した疑い デジタル庁職員の男逮捕
タクシーに乗って料金を払わずに逃げ、運転手にけがを負わせたとして、警視庁は26日、デジタル庁職員の清水歩容疑者(34)=東京都西東京市富士町3丁目=を強盗容疑で現行犯逮捕し、発表した。「暴力は一切ふるっていない」と容疑を否認しているという。 【写真】警視庁本部=東京都千代田区霞が関2丁目 田無署によると、清水容疑者は26日午前7時25分ごろ、東京都西東京市東伏見2丁目の路上でタクシーを降りる際、「払う金はない」などと料金の支払いを拒んで逃走。追いかけてきた50代の男性運転手の顔を複数回殴って軽傷を負わせ、料金8700円を支払わなかった疑いがある。 運転手が110番通報し、駆けつけた署員が現行犯逮捕した。清水容疑者は当時、酒に酔っていたという。署は容疑を強盗致傷に切り替えて調べる。(吉村駿)
朝日新聞社