夜桜ライトアップ、幻想的雰囲気漂う 厚岸の子野日公園
33種約1200本を擁する北海道・道東有数のサクラの名所、子野日公園(厚岸町奔渡6)は12日まで、サクラをライトアップしている。1日に過去2番目に早く開花した園内のエゾヤマザクラは大型連休後半には満開を迎えており、中旬ごろまでは遅咲きの八重などが楽しめるという。 ライトアップ初日の5日は薄い霧が漂う幻想的な雰囲気の中で多くの人が夜桜見物を楽しみ、記念撮影をしていた。雨天(霧雨含む)は中止、時間は日没から午後8時まで。 11日には同公園内で「あっけし桜・牡蠣(かき)まつり」が開かれる。公園を管理する樹木医の百海琢司さん(60)は「祭り期間中(19日まで)は遅咲きの八重桜やフゲンゾウなどが楽しめるのでぜひ足を運んでほしい」と呼び掛けており、12、19両日の午前10時半と午後1時半から園内で百海さんによるサクラの説明会も予定している。
釧路新聞