桑原意欲の“先陣”プロ唯一黒星の相手と再戦 雪辱の先にベルト「勝って、あの時負けて良かったと言われるように」
「ボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦」(5月6日、東京ドーム) 1月23日にアルテム・ダラキアン(ウクライナ)を破って新王者となったユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に挑戦する桑原拓(大橋)が11日、横浜市内で記者会見を行った。 2021年に日本フライ級タイトルマッチでKO負けし、プロ唯一の黒星を喫した因縁の相手との再戦に「プロボクシングはそんなに甘くないぞ、と教えられた試合でした。リベンジした先に世界のベルトがあるというイメージ。勝って、あの時に負けて良かったと言われるようになりたい」と意気込み。5月6日の四大世界戦はこの試合から始まる予定で、桑原は「トップバッターとしての仕事は絶対にしないといけない」と責任感も口にした。