NY外為市場=ドル小幅高、主要中銀の金融政策の差を意識
[ニューヨーク 24日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、クリスマスホリデーを控えた薄商いの中、ドルが小幅高。米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが他の主要中銀よりも緩やかになるという見通しが、引き続き市場の方向性を決定するとみられている。 終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.14%高の108.24。 ユーロ/ドルは0.15%安の1.0389ドル。 ポンド/ドルは0.06%安の1.2527ドル。 ドル/円は0.1%高の157.34円。 FXストリートのシニアアナリスト、ジョセフ・トレヴィザーニ氏は、FRBの「追加利下げを巡る期待が後退している」ことに言及し、為替市場では各国中銀の金融政策の差が「最も重要な要素」と述べた。 年末・年明けに向け経済指標の発表も少ないことから、アナリストは来年1月10日に米雇用統計が発表されるまで、各国の金融政策の違いが注目されることになると予想している。 ドル/円 NY終値 157.18/157.21 始値 157.14 高値 157.41 安値 157.08 ユーロ/ドル NY終値 1.0397/1.0399 始値 1.0394 高値 1.0409 安値 1.0384