広島ドラゴンフライズ Bリーグ・プレミア参入を目指して! 広島グリーンアリーナの改修に迫る【アナたにプレゼン・テレビ派】
広島テレビのアナウンサーが気になるテーマを自ら取材してお伝えする『アナたにプレゼン』。宮脇靖知アナウンサーが、広島グリーンアリーナの改修についてをお伝えします。 【動画】どうなる?広島の新アリーナ建設は? 【アナたにプレゼン・テレビ派】
先日、広島ドラゴンフライズの浦伸嘉社長が広島県庁を訪問し、湯崎英彦知事に広島グリーンアリーナ改修案の説明を行いました。来季から指揮を執る朝山正悟新ヘッドコーチは「チームとしてもまず、より大きなアリーナで、自分たちのホームコートでやりたいという思いはあります。その中で、うまく進んでいってくれたらいいなという思いはありますね。」と話していました。
改修案の説明を行った理由として、2年後から始まる新リーグ『Bリーグ・プレミア』の参入条件が大きく分けて『売上高12億円』『入場者平均4000人』『アリーナ』の3つの条件があるからです。この基準に関して、2024年にすでにクリアをしているのは、売上高と入場者です。朝山新ヘッドコーチは「たくさんの方に会場に足を運んでもらったので、クラブとしての最大と言える部分がクリアできたのは大きかった。」と話していました。今シーズンが、参入条件の最後の基準になる年であることから、20数クラブが入場者数平均4000人を超えたそうです。
しかし『アリーナ』に関しては、これから解決しないといけない課題があるということです。アリーナにも『5000席以上の観客席』『スイートルームが全体の2%』『ラウンジがあること』という基準があります。ラウンジは、試合観戦者が出入りできるようなスペースで、スイートルームと合わせて5%以上の確保が必要になるそうです。
『5000席以上の観客席』についてです。現在のホーム・広島サンプラザホールでの今シーズンの入場者数は4000人を超えました。広島グリーンアリーナで開催した試合は、入場者数が4試合平均で6000人を超えていることから、これからホームになる新しいアリーナは5000席を満たすことが条件になります。「この先バスケットボール界が発展しくためには、もっともっと大きなアリーナでやっていく必要があると思いますので、グリーンアリーナくらいの規模ですと、より選手たちも力が入ると思います。」と、朝山新ヘッドコーチは話していました。