プレーオフを争う3・4位の直接対決。コベルコ神戸スティーラーズvs.東京サントリーサンゴリアス
WTB(ウイング)は前節、2トライを挙げてPOM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に輝いた松永貫汰が11番に、14番は濱野隼大から共同キャプテンの山下楽平に替わった。FB(フルバック)はベテランの日本代表の山中亮平が引き続き務める。
リザーブには、HO牛原寛章、PR中島イシレリ、山下裕史、SH小畑健太郎、CTBマイケル・リトル、ラファエレらが入った。
ホストの神戸としては、SOガットランドのキックでエリアを意識した戦いをしつつ、ラインアウトからのモールやボールを継続してトライを重ねたいところ。
対するサンゴリアスは、前節は前半35-10とリードしながら横浜キヤノンイーグルスに35-37と逆転負けし今季3敗目を喫したが、それでも8勝3敗で勝ち点39の3位につけている。
「非常に悔しい敗戦。前半は自分たちのプランどおりに戦えたが、後半で仕留め切れず、相手の勢いを止めるという部分では、守りに入ってしまった。これでトップ4の争いが非常に厳しいものになってきた」と前節後に話した田中澄憲監督はFW1名、BK1名の先発を入れ替えた。
左PRは小林賢太が控えに回って森川由起乙が上がり、右PRの垣永真之介、現在2位タイの10トライを挙げているキャプテンのHO堀越康介とフロントローを構成。LOはサム・ジェフリーズと、ラインアウト成功数68でトップのハリー・ホッキングスがコンビを組み、バックローもFL下川甲嗣、山本凱、ベテランNO8ツイ ヘンドリックは引き続き先発する。
BKは100キャップの節目の試合を迎えるSH流大と、新人SO高本幹也(帝京大学出身)のハーフ団は変わらない。CTBは経験豊富な中村亮土がリザーブに下がり、23歳のイザヤ・プニヴァイが12番に、13番には尾崎泰雅が入った。両翼は南アフリカ代表のチェスリン・コルビと尾崎晟也、最後尾のFBには引き続き松島幸太朗が入った。
ベンチには6人のFWを入れ、PR小林、CTB中村以外に、HO呉季依典、PR中野幹、LOトレヴァ・ホゼア、FL桶谷宗汰、FL箸本龍雅、SH齋藤直人が入った。