「物流コスト上昇」の真相、少年野球界の「大谷革命」、追いつめられるロシア…Wedge ONLINE週間人気記事TOP5
第2位:〈子どもたちに大谷翔平のスイング〉“常識外”のアッパースイングに指導者との軋轢も、スイング革命に挑む「根鈴道場」
米大リーグで日本人初の本塁打王に輝いた大谷翔平選手は、新天地のドジャースでもさらなる活躍を見せている。そんな大谷選手のスイングの軌道は、少年時代に「バットがボールに対して上から叩け」と教わった世代には違和感が生じているのではないだろうか。 少し前なら「アッパースイング」とダメ出しの対象にすらなっていただろう。しかし、実際には大谷選手だけでなく、ヤンキースで2022年にア・リーグ最多記録を更新する62本塁打を放ったアーロン・ジャッジ選手や、大谷選手のエンゼルス時代の同僚であるマイク・トラウト選手らも同じようなスイングで柵越えを連発する。 近年のメジャーではデータ解析が進化する。その中の一つに打球速度と角度による「バレルゾーン」と呼ばれる領域があり、打球速度が時速158キロで打球角度が26~30度だと安打率や長打率が高くなるとされる。こうした背景もあり、日本の野球少年たちのスイングにも変化が見てとれるが、長く現場を預かる指導者とは打撃フォームを巡って軋轢が生じるケースもあるという――。 【続きはこちら】 〈子どもたちに大谷翔平のスイング〉“常識外”のアッパースイングに指導者との軋轢も、スイング革命に挑む「根鈴道場」
第1位:〈物流2024年問題〉物流コストの上昇は本当に物価高騰の主要因なのか?
物流の「2024年問題」に突入して1カ月が経過した。その前後から物価の高騰の主要因のひとつとして、物流コストの上昇を取り上げる報道が目立つようになっていると思われる。 例えば、「総合エネルギー企業大手、15~25%値上げ、物流コスト増で」、「飲料製造・販売大手、値上げ、物流費高騰も影響 - 小売店の実質店頭価格は、20~30%程度上昇する見込み」、「乳製品メーカー大手、6月1日出荷分より一部飲料を値上げ(価格改定率8.3%)、物流費上昇も影響」などである。 物流コストが売上高に占める割合は企業により異なるものであり、恐らくはこれら特定の企業の物流コストは、売上高を二桁の割合で値上げしなければならないほど上昇したことは事実なのかも知れない。しかしながら、このような報道は、現在世の中で顕在化している物価高騰の主たる要因が、「2024年問題」に端を発する物流コストの上昇にあるという認識を、一方的に消費者にインプットしてしまっているのではないだろうか。本当に、物流コストの上昇は、一般的に物価高騰の主たる要因と考えて良いのだろうか――。 【続きはこちら】 〈物流2024年問題〉物流コストの上昇は本当に物価高騰の主要因なのか?
WEDGE編集部