岸和田だんじり祭「本宮」カンカン場でラスト渾身のやりまわし
岸和田だんじり祭「本宮」カンカン場で渾身のやりまわし 編集:柳曽文隆 THE PAGE大阪
岸和田だんじり祭は16日、本宮を迎えた。同日午前には岸城神社などでは宮入が行われ、夕方には各町のだんじりが渾身の「やりまわし」をみせていた。 【中継録画】夕方のカンカン場付近のやりまわし、夜の「灯入れ曳行」を現地から中継
同日は朝から好天に恵まれ、大阪市では最高気温30.9度、日中は湿度が50%~60%台だったため、曳き手が熱中症により、救急車で運ばれる場面も何度かみられた。 勇壮なやりまわしがみられる、岸和田市内の通称「カンカン場」では、各町激しい走りをみせる。今年は台風21号の被害により資材が確保できなかったことから、観覧席は設置されなかったものの、多くの市民らが集まっては、勢いよく走るだんじりに声援を送っていた。 カンカン場で、だんじり見物に来たという岸和田市内の50代男性は「今年は湿度が高いので曳くのは大変だろうけど、見ごたえがある。台風の影響とか心配したけど、そういう気持ちを吹き飛ばしてくれてますわ」と笑顔で話していた。