会見でシャドーを見せ意気込む安保瑠輝也

　7月28日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催される『超RIZIN.3』の緊急記者会見が、28日都内にて行われ、安保瑠輝也（MFL team CLUB es）［RIZINスタンディングバウト特別ルール: 3分3R(69.0kg)］でマニー・パッキャオ（フィリピン）と戦うことが決まった。 　当初パッキャオと対戦予定も、負傷欠場となったRIZINフェザー級王者・鈴木千裕も同会見に出席。安保は、鈴木とグータッチを交わし「俺がさいたまスーパーアリーナの天井に、穴が開くくらいの稲妻を落とす」と宣言した。MMAで快進撃を続ける鈴木は、KO勝利後、「稲妻、落としてやったぜ！」と叫ぶことが恒例。鈴木の思いも背負い、パッキャオに挑む。 【フォト】鈴木千裕の骨折した右手／【動画】安保が元UFC王者とガチスパー！ 　キックボクサーの安保だが、4年ほど前からボクシングトレーニングに着手。以前から、和歌山県の『CLUB es クラブエス ボクシング』の中尾剛之トレーナーに教えを請う。「中尾先生と一緒にかなりハイレベルなところまでやっています。キックボクサーの中では突き詰めてやっていると思う」と自信を見せる。 　ボクシングのテクニック、実力で圧倒的に上回る相手に対し「リーチと体格は優っている部分。（相手は）物凄く早いスピードで出入りしてくると思うし、手数も止まらないんですけど、全体的なボクシングスキル、3分3Rの中で勝ちたい」と勝利宣言。 　とはいえ、難敵であることは当然承知の上だ。「何で倒すとかで倒せる相手でもない。どんな局面でも一歩上回れるような状態に、1か月しかないけど自分が出来るところまで仕上げたい」と闘志を燃やした。