にしおかすみこ「それぐらい腹をくくらないと…」 認知症の母を介護しながら仕事を続ける覚悟明かす
お笑い芸人のにしおかすみこが5日、フジテレビ系「めざまし8」に生出演。認知症の母親の介護について語った。 【写真】まるであのちゃんのにしおかすみこ 金髪ボブヘアが可愛すぎる 番組では、このほど政府がだれもが認知症になりうることを前提に「認知症施策推進基本計画」を閣議決定したことを受けて、母を介護中のにしおかをゲストとして招いた。 にしおかは認知症を患っている母とダウン症の姉、さらには「酔っぱらい」の父の3人の世話のため、実家に戻り介護と仕事を両立している。2020年に「初期アルツハイマー型認知症」と診断された母の介護から4年がたつが、現在でも「ジタバタしてます」と明かした。 その中で、仕事をしながらの介護で心がけていることは「自分ファースト」という。「自分が元気で自分が一番幸せじゃないと、家族も幸せにできないと思ってますし。介護離職なんてこともしたくないと思ってますし、母も望んでないと思うので」と話した。 仕事で家を空けているときの不安を問われ、「母の人生ですから。一緒に暮らしていると、何となく不安で“アレやっちゃダメ。これやっちゃだめ”って言いそうになるんですけど。母の残りの人生の範囲を狭めたくないなというのがあるので」と話した。「極論、例えば、どこかに行って戻ってこれなくなったとか、あるいは行った先で亡くなっちゃった…。それは母の人生ですから、私は後悔しますけど、ダメとは言わない。母の好きにしたらいいと思ってます。それぐらい腹をくくらないと外には出られないと思います」と覚悟の程を明かした。