韓国、インドネシアに敗れる...得点源が一発レッドで退場、2-2に持ち込むもPK戦で涙をのむ【U-23アジア杯】
インドネシアが先手を取り、韓国が追いつく展開
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップがカタールで開催。現地4月25日に行なわれた準々決勝で、A組を2位で突破したインドネシアと、B組を首位通過した韓国が対戦した。 【PHOTO】U-23日韓戦の会場を華やかに彩った韓国女子サポーターを特集! 韓国は7分、セットプレーの流れからイ・ガンヒのミドルが決まる。だが、直前のプレーでオフサイドが認められ、得点は無効に。 事なきを得たインドネシアが15分、スコアボードを動かす。フェルディナンドのロングシュートは相手にブロックされるが、そのこぼれ球を拾ったストライクのコントロールショットで均衡を破る。 これで勢いづいたインドネシアは、さらに相手ゴールに果敢に迫る。やや劣勢の韓国だが、前半終了間際に追いつく。 45分、右サイドからホン・シフがクロスを供給し、ファーで反応したオム・ジソンがヘディングシュート。これが相手DFに当たってコースが変わり、GKがファンブルしてゴールに吸い込まれた。記録はオウンゴールに。 追いつかれたインドネシアだが、すぐに突き放す。45+3分、自陣からのロングボールにストライクが走り出す。ボックス内でイ・ガンヒが対応に手間取った隙を突いて、確実に流し込んだ。 インドネシアの1点リードで迎えた後半、ビハインドの韓国が攻勢を強めて反撃。だが、相手の組織的かつ強度の高い守備を前に、なかなかフィニッシュに持ち込めない。 堅実に守りながら、マイボールにすれば鋭い攻撃を繰り出すインドネシア。局面のバトルでも一歩も引かず、ピンチの場面では身体を張って失点を防ぐ。 70分には、韓国が数的不利に。イ・ヨンジュンがヒュブナーの足を踏みつけたプレーで一発レッド。グループステージでは3ゴールを挙げた得点源がピッチを後にした。 苦しい状況に追い込まれた韓国だが、84分に試合を振り出しに戻す。GKペク・ジョンボムのロングフィードを受けたホン・ユンサンのお膳立てから、チョン・サンビンが狙いすましたシュートでネットを揺らす。 90分と10分以上のアディショナルタイムを終え、2-2で決着がつかず、試合は延長戦に。一進一退の攻防が続くなかで、得点は生まれず。PK戦に突入し、これを11-10で制したインドネシアがベスト4に駒を進めた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
- 「ドーハの大惨事だ」韓国代表、まさかの五輪予選敗退に母国メディアは愕然!「パリ行きは水の泡」「絶望、再びカタールで残酷な歴史」【U-23アジア杯】
- 「マジで韓国負けたんか!」U-23アジア杯の準々決勝で起きた“衝撃番狂わせ”にネット沸騰!「パリ行き消滅」「インドネシア、カタールより強くなかった?」
- 「アジアの虎が猫に転落」「恥を知れ」五輪出場を逃した韓国代表に容赦のない批判相次ぐ!「いまのレベルにぴったりの現実だ」【U-23アジア杯】
- 「暴力的なプレーで退場は当然」「意図的に危害を加えただろ」細谷に“跳び蹴り”! カタールGKの蛮行に母国ファンからも批判。一方で「不当な扱いを受けた」とレッドに不満も【U-23アジア杯】
- 「GKが最大の戦犯だ」「何年もの努力が無駄になった」大岩Jに敗戦のカタール、“跳び蹴りレッド”の守護神に辛辣批判! 10人での奮闘に「十分やった」の声も【U-23アジア杯】