富岡製糸場で絹のショー、群馬 夜の市内に鮮やかな光
群馬県富岡市の世界文化遺産「富岡製糸場」で14日、絹をテーマにした映像や音楽、ファッションのショーが開かれ、繭を保管していた建物がプロジェクションマッピングやライトアップで鮮やかに彩られた。 新型コロナウイルス禍で落ち込んだ見学者数の回復を図ろうと、観光庁の補助を受けて富岡市などが主催。夜に実施することで「ナイトタイムエコノミー」(夜間の経済活動)を促進する狙いもある。 製糸場西置繭所では、建物を幅約45メートルのスクリーンに見立てたプロジェクションマッピングを上映。滑らかな絹や富岡市の草花などが映し出された。東置繭所や、富岡製糸場近くにある旧韮塚製糸場もライトアップされた。