「今年の一皿」は“うなぎ” ぐるなびが3つの理由を解説
ぐるなびは3日、今年の日本の世相を反映し象徴する食として、2024年の「今年の一皿」を「うなぎ」としたことを発表した。 【画像】準大賞となった「ジャパニーズクラフトジン」 選定理由について3つのポイントを説明した。 1つ目は、完全養殖の実用化に向けた研究開発の進歩をはじめとし、希少資源であるうなぎを後世に遺すための動きが活発化していること。2つ目は、「土用の丑の日」や「ハレの日」に食されることが多かったが、加工技術の変化や提供方法の多様化により、うなぎ専門店や取扱店舗が増加し、高級食材としての地位を保ちながらも、以前より気軽に味わえる機会が増えてきていること。 3つ目に、インバウンド観光客からも人気を集め、「蒲焼」という日本発祥の伝統的なうなぎの食べ方を世界へ発信する起点の年となったことを挙げた。 準大賞は、「ジャパニーズクラフトジン」。インバウンド賞は「プレミアムラーメン」、ノミネートに「アサイーボウル」を紹介した。