シュゼットHDと石屋製菓がサッカー通じ「スイーツマッチ」
シュゼットHDと石屋製菓がサッカー通じ「スイーツマッチ」
産業とサッカーを通じた「まちづくり」を──。洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」を展開するシュゼット・ホールディングス(HD・本社:兵庫県西宮市)と「白い恋人」で知られる石屋製菓(北海道札幌市)は8日、神戸市兵庫区のノエビアスタジアムで今月行われるサッカーの試合に合わせ「スイーツマッチ」を行うと発表した。
このイベントを企画するスイーツマッチ実行委員会の発表によると、両社がサッカーJ1の「ヴィッセル神戸」と「北海道コンサドーレ札幌」両チームのスポンサーで、互いの地元ではスイーツ業界で働く人の数が多い点に注目。 そこで、産業とサッカーを通じた「まちづくり」をテーマに「スイーツマッチ2018『史上最強に甘い闘い』」と題したイベントを両チームの試合の際に行うことになった。当日は、先着順で来場者にフィナンシェと白い恋人がプレゼントされるという。
8日に行われた懇談会では、シュゼットHDの蟻田剛毅社長が「菓子でもサッカーでも『神戸が強い』と印象づけたい」と語る。また、石屋製菓の石水創社長は「札幌も負けないように頑張りたいと思います。試合の方も札幌からサポーターも駆けつけると思うのでお互いいい試合ができれば」と話している。 両社社長の気合の入ったコメントに、神戸市の久元市長は「神戸・兵庫県のスイーツが世界に対しても発信力があるものになってほしい。スイーツはインバウンドのお客さんをひきつける要素になるんではないかと思う。ブランド力のある都市として、さらにはばたいていくことができると思う」と話していた。