巨人じゃなければ…?他球団なら主力クラスの選手(5)育成落ちの33歳は…?
阿部慎之助監督の下、王者奪還を目指す2024年シーズンの読売ジャイアンツ。昨オフには積極的な補強を行い、投打ともに厚みを増している。その一方で出場機会に恵まれない選手や、本来のポジションで起用されない選手もいる。ここでは、他球団であれば主力となり得る選手を紹介したい。
立岡宗一郎
·投打:右投左打 ·身長/体重:181cm/82kg ·生年月日:1990年5月18日 ·経歴:熊本·鎮西高 ·ドラフト:2008年ドラフト2位 走攻守に高い身体能力を誇る立岡宗一郎。一時はレギュラー格を担った33歳のベテランだが、存在感を示せないシーズンが続いている。 2008年ドラフト2位で福岡ソフトバンクホークスに入団。高卒2年目に代走で一軍デビューを飾ったが、その後も二軍が主戦場に。2012年のシーズン途中にトレードで読売ジャイアンツに加入した。 移籍後は徐々に出場機会を増やし、2015年にはシーズン中盤からリードオフマンに定着。同年は自己最多の91試合に出場し、打率.304(規定未満)、16盗塁の好成績を残した。 しかし、同年以降は丸佳浩や陽岱鋼(現:オイシックス新潟アルビレックスBC)などのFA加入や、自身の故障も相まって出場機会が減少。 さらに、2022年には、味方野手と交錯した際に左膝前十字靭帯を損傷。同年オフに育成契約となった。 その後、昨季7月に実戦復帰。今季は二軍で好調な打撃を見せており、まずは早期の支配下契約を狙う。
ベースボールチャンネル編集部