ウクライナ、安保会議書記を解任 態勢立て直す狙いか
【キーウ共同】ウクライナ大統領府は26日、政府で安全保障政策の中枢を担うダニロフ国家安全保障・国防会議書記を解任する大統領令を発表した。解任の理由は明らかにしていない。 ゼレンスキー大統領は2月に軍総司令官を解任。戦況が停滞する中、長期戦に向け態勢を立て直す狙いがありそうだ。 26日に発表された別の大統領令によると、後任には対外情報局長官のリトビネンコ氏を任命した。 ウクライナメディアは25日、同日の首都キーウ(キエフ)への攻撃にロシア軍が極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」2発を使用したとの見方を伝えた。