間宮祥太朗×一ノ瀬颯が見どころを語る! ドラマ『ハスリンボーイ』オフィシャルインタビューが到着
ふたりのプライベートの過ごし方は対照的!?
――個性的なキャラクターが多いのも本作の魅力です。特にこの人が気になる、という人物は? 間宮 キャラクター的にはピストルさん演じる村田さんです。世捨て人で、他の人たちとは別のベクトルの哀愁を感じますよね。組を背負っていたり、チームを大きくしたいとか、ウツロみたいに何かをぶっ壊したいみたいな欲がなく、一種の覚悟と諦めと哀愁が感じられて悪人だらけの中で異彩を放っていると感じます。 一ノ瀬 僕は武田航平さん演じるケンゴです。こういう人、いる!という説得力があるのですが、実際演じるとなるとすごく難しい役だと思うんです。いろいろと不憫なところや調子の良いところも含めて、すごく魅力的に演じられていて、好きなキャラクターになりました。 ――玉山鉄二さん演じる九条がタモツに裏社会で生き抜く術を伝授していきますが、参考になるとか、なるほどと思ったアドバイスはありますか? 間宮 道具屋の仕事中は、一人称を“俺”と言わずに“僕”と言って下手(したて)に出ろという教えがあるんですが「僕は自分のことを“僕”というタイプです」という印象を相手にあえて与えるというのは、なるほどと思いました。タモツ自身も劇中で使い分けているので、芝居的には大変でした(笑)。「今“俺”って言ってましたか?」と確認しながらやっていました。 一ノ瀬 僕は「下手に出ながらもなめられないように」というアドバイスは印象的でした。僕は言うなればなめられやすいほうなので(笑)。仕事の現場だと、どうしても人の顔色を伺ってしまうんですよね。言われたとおりにちゃんとやらないと……って。ある程度自分を持った上で、自分の意見も伝えていかないといけないなというのは改めて思いました。 ――ちなみに、今お互いに聞いてみたいことはありますか? 間宮 えっと、普段は何してますか? 一ノ瀬 えっ(笑)。 間宮 まだまだ知らないことだらけなんです。さっき、ディズニーが好きって言っていたけど、まだそれぐらいしか情報がありません(笑)。 一ノ瀬 僕は人と会うのが好きなので、休みの日は友達と会うことが多いのですが、自分ひとりの時間も欲しいというか、今、やりたいことがすごく多いんです。お芝居のこと以外だと中国語や韓国語の勉強とか。あと、自己啓発系の本もよく読みます。それに、歌うことも好きで伴奏がしたくてギターの練習をしてみたり、運動もしないとなって。家にいるときは30分刻みのスケジュールでタイマーをかけて行動したりして、なんだか忙しなく生きています(笑)。 間宮 すごい、生産的な人だ! 一ノ瀬 たぶん、あんまりよくないです。 間宮 いや、いいと思うよ。 一ノ瀬 間宮さんは、仲の良い人と一緒にいるときと今とで違う感じですか? 間宮 ベースはそんなに変わらないと思うよ。会う人はある程度決まっていて、お互いの家を行き来していて……僕は生産性がないですね(笑)。野球を見たり、歌番組を流したりしながら、ただ喋ってるだけですから。あと趣味でバス釣りもするんですけど、それも釣って放します(笑)。毎週会っている友人は15、6歳くらいからの長い付き合いですね。 一ノ瀬 なるほど~。僕は「どうするのがいいんだろう?」という迷いがあるから、あれもこれもってやってしまうんだろうな。 間宮 言語もそうだし、勉強してステップアップするのは超重要だと思うよ。 一ノ瀬 何か、必要だなと思っていることってありますか? 間宮 外国語もそうだし、フィジカル的なトレーニングも全然してないからなぁ。本も小説とかを読むのは好きだけど、ビジネス書や実用書は読まないから、ダメだなぁって(笑)。 一ノ瀬 僕は焦ってばかりなので、間宮さんみたいな落ち着きが欲しいです(笑)。 ――最後に、作品を楽しみにしている視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。 一ノ瀬 僕は出演しつつ、一視聴者として一気見してしまったくらいこの作品にハマりました。登場人物も多いですし、鑑賞するのに体力が必要かと思われがちですが、まとまりがあって気がついたら引き込まれている作品です。一番感情移入できるのは主人公のタモツですが、登場するキャラクターはみなさん魅力的なので、気になる推しのキャラを見つけても楽しいと思います。 間宮 『ハスリン~』は30分があっという間に感じられるほど本当にテンポもいいですし、一気見したくなるような作品です。楽しんでいただければと思うので、まずは1話、ぜひ観てください! <作品情報> 連続ドラマW-30『ハスリンボーイ』 放送・配信:11月1日(金) 23:00放送・配信スタート(全8話) 第1話無料放送【WOWOWプライム】【WOWOW4K】