【U-23日本 0-1 U-23韓国|採点&寸評】日韓戦はチャンスを活かせず敗戦。失点に絡んだ2選手は低評価。途中出場で流れを変えた松木は...
2位で決勝トーナメント進出
[U-23アジア杯GS第3節]U-23日本 0-1 U-23韓国/4月22日/ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム 【PHOTO】U-23日本代表の韓国戦出場16選手&監督の採点・寸評。守備陣で唯一の及第点だったのは… U-23日本代表は現地4月22日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップのグループステージ第3節で、U-23韓国代表と対戦。すでにグループステージ突破を決めている同士の戦いに0-1で敗れ、2位での決勝トーナメント進出となった。 序盤からボールを握る日本は、相手の守備ブロックを崩しきれず。なかなかフィニッシュで終われない時間が続くと、75分にCKから痛恨の失点。その後は猛攻を仕掛けるが、再三のチャンスを仕留め切れないまま敗戦した。 ▼U-23日本代表のチーム採点「5.5」 前半、ボールを握った日本だが、中盤の連係がいまいちで、なかなか前線の選手に効果的な縦パスやラストパスが入らず。リスクを冒さない、消極的な攻撃を続けていた印象で、前半はシュート3本のみだった。 63分、中盤に松木玖生と藤田譲瑠チマを投入することで攻撃にリズムが出て、相手最終ラインの背後に走り込み、再三にわたって好機を創出した松木のプレーが特に光った。 ただCKからの失点は防げたシーンで、マークを見失った半田陸、ポジショニングを誤った野澤大志ブランドンは低く採点せざるを得ない。試合に入りきれず、攻守で低調だった田中聡、川﨑颯太も低い評価に。 また無得点に終わったFW陣も高く評価はできず。決めきるべきところで決めきれないのは、今大会を通して改善しきれていない。持ち直した終盤、迫力ある攻撃を何度も繰り出せた点は今後に繋がる収穫か。 ※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。 ※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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