岡田准一、二宮和也、生田斗真…旧ジャニーズの主役級俳優が独立した裏にある「大手配給会社のNG」
俳優の生田斗真(39)が11月20日、所属するSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)を退所した。ファンサイトには、《明日から生田斗真はフリーの俳優です。どうする俺⁉ やれんのかー⁉笑》とジョークを交えつつ投稿。21日には自身のインスタグラムを更新し、公式HPと公式X(旧ツイッター)を開設したことを報告。独立して活動する準備は万端のようだ。 【画像】すごすぎる…! 駅から出てきただけで“周囲を圧倒” 岡田准一の「トップ俳優オーラ」 旧ジャニーズでは10月24日に嵐・二宮和也(40)が電撃独立を発表。そして、元V6の岡田准一(43)がすでに今月30日をもって独立することを発表済み。3人は旧ジャニーズを代表する主役級の俳優として活躍していたほかにも共通点があり、それが独立を後押しした理由の一つと言われている。 「生田の妻は女優の清野菜名(29)、岡田の妻は女優の宮﨑あおい(37)、そして二宮の妻は元売れっ子フリーアナで、夫婦そろって世間で顔と名前が知られています。そして、3人ともに子どもがいて、子どもの年齢は生田が1歳、岡田は5歳、二宮は2歳と1歳。 自身の今後の活動のことはもちろんですが、それぞれの子どもの学校での立場や子どもの今後のお受験の、そして生田と岡田に関しては今後の妻の仕事のことも念頭に置いて、『ジャニーズ』という名前との決別を決断したようです」(テレビ局関係者) そして、生田は今年2月に公開された『湯道』で、岡田は5月公開の『最後まで行く』、二宮は10月公開の『アナログ』で、それぞれ映画の主演を務めているのだが、この共通点こそが3人が独立に至ったもう1つの理由のようだ。 「この3作品はいずれも大手である東宝の配給作品です。ここ数年では生田は代表作となった『土竜の唄』シリーズ、岡田は『関ヶ原』(’17年)、『来る』(’18年)、『燃えよ剣』(’21年)、二宮は『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』(’17年)、『浅田家!』(’20年)、『ラーゲリより愛を込めて』(’22年)で主演を務めています。いずれも東宝作品で、すっかりお得意様。 ところが、ジャニー喜多川氏の性加害問題は国連の調査まで入ってしまい、国際問題化してしまいました。そこで海外でもビジネスを展開している東宝は、旧ジャニーズの所属タレントを起用しない方針を固めたのです。映画が主戦場となる3人にとって、オファーが来なくなってしまっては大変なので、慌てて独立を表明したようなのです。 特に今後、海外進出を視野に入れている岡田にとっては死活問題。そこでいち早く独立を表明することにしたようです。3人と同様に、これまで東宝の主演作が多かった木村拓哉(51)からすれば、うらやましい限りではないでしょうか」(映画担当記者) 旧ジャニーズの所属タレントは、ファンから名称を公募した新会社とエージェント契約か専属契約を結ぶことになる。その新会社の社長としては、女優ののん(30)のエージェントを務めるコンサルタント会社『株式会社スピーディ』の福田淳社長(58)が就任する見込みとされるが、11月24日の時点ではまだ社名や新体制の発表がない。 「SMILE-UP.の東山紀之社長(57)の主演舞台『チョコレートドーナツ』が23日の名古屋公演で閉幕。そこで一段落するので、その後の発表になるのではと言われている」(芸能記者) 新会社は”ジャニーズ色”を一掃すると思われるが、トップに立つと思われる福田氏と縁のない生田、岡田、二宮が今さらエージェント契約を結ぶ可能性は低そうだ。
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