「若見えヘア」をつくる簡単ケア術。頭皮のにおいを残さない洗い方も
大人の清潔感を大きく左右するのが「髪」。日頃のヘアケアの積み重ねが、美髪へと導くカギになります。継続しやすいプチテクをヘアケアに詳しい毛髪診断士指導講師の美香さんに教わりました。 【写真】頭皮のにおいのセルフチェック方法
ヘアの清潔感の悩みはプチテクで解消!
「髪はその人の生活を映し出す鏡のようなパーツです。もし、髪にツヤがなくパサついていれば、忙しくて疲れた印象に。また、ケアしていてもミドル世代は自分では気がつきにくいにおいが発生しやすいので要注意。逆に言えば、髪を整えるだけで清潔感と美しさに大きな差が出ます。毎日の小さな積み重ねで、髪を変えていきましょう」(美香さん・以下同)
●Q:頭皮を触るとガチガチ…。髪がやせてきたみたい
→A:頭頂部をブラシで刺激して血行アップ ガチガチ頭皮は血行不良の証し。 「ブラシを頭頂部に垂直に押し当て血行促進を。頭頂部にある薄毛に効果的なツボ『百会(ひゃくえ)』も簡単に刺激できます」 ・マペペ ふかふかクッションのパドルブラシ ¥1485(シャンティ)
●Q:私の頭、清潔かな…?
→A:セルフでにおいチェックしてみよう 皮脂が酸化してにおうミドル脂臭は、更年期頃から増加。 「自分で気づきにくい頭皮のにおいは指の腹でこすってチェック。気になったら、洗髪が正しくできているか再点検を」
●Q:髪がまとまらなくなってきた…
→A:基本は毎日のシャンプー。正しく洗うことで髪は変わってきます まとまりのいい髪に導く秘訣は、毎日のシャンプーにあり。 「髪表面のキューティクルをいたわりながら頭皮の汚れをオフし、頭皮環境を整えると、美髪が育ちやすくなります」 【きちんと正しく洗うコツ】 (1) 予洗い&泡立てはしっかりと! 摩擦は、ツヤ髪のもとであるキューティクルがはがれる原因に。予洗いを1分して、シャンプーは泡立ててから塗布し、摩擦を抑えて。 (2) 指を交差させて頭皮を洗う 泡立ったシャンプーを塗布したら、指を交差させ、指の腹で頭皮を引き上げるようにして。地肌をしっかり洗えるうえに、血流もアップ。 (3) 生え際・衿足・耳の後ろは忘れずに 洗い&すすぎ残しがあるとにおいや頭皮トラブルなどの原因に。とくに上でオレンジ色の部分は指の腹を使い、時間をかけて丁寧に。
ESSE編集部