舞台は2024年へ…山下美月“燈子”が追う「少女失踪事件」で新たな犠牲者が現れる<降り積もれ孤独な死よ>
成田凌が主演を務める「降り積もれ孤独な死よ」(毎週日曜夜10:30-11:25、読売テレビ・日本テレビ系※TVer、Huluにて配信)の第7話が8月18日(日)に放送される。 【写真】沖万美“マヤ”が何者かに襲われる ■予測不能な結末へ誘うヒューマンサスペンス 本作は、原作・井龍一、漫画・伊藤翔太による同名漫画(講談社「マガジンポケット」にて連載中)をベースに、オリジナル要素を付け加えてドラマ化。物語は、一軒の人気のない屋敷で13人の子供の白骨死体が見つかった、通称・灰川邸事件から動き出す。 成田が演じるのは、本作の主人公であり事件の真相を追う刑事・冴木仁。めったに事件の起きない山梨の富士山北警察署に勤務する刑事だが、通報を受けて駆け付けた屋敷で子供たちの白骨死体と謎のマークを発見する。事件を捜査するうちに、冴木の生き別れた弟が容疑者の関係者として浮上する。 吉川愛が演じるのは、冴木の前に現れた謎の女性・蓮水花音。かつてこの屋敷で暮らしていたという彼女は、屋敷の持ち主で事件の容疑者・灰川十三を“父”と呼び、灰川は「犯人ではない」と主張。冴木と共に事件の真相を追う。 そして、小日向文世が演じるのは事件の容疑者・灰川十三。灰川邸事件の発覚後、姿をくらまし、事件の容疑者とされる、得体の知れない不気味な存在。物語は、灰川邸事件発生から7年後、東京で起きた一人の少女の失踪事件へとつながる。灰川邸事件の現場に残されていた謎のマークが再び姿を現し、錆びた歯車が動き出す。過去と現在、2つの事件の謎が降り積もる中で真相が紐解かれていく、スリリングなヒューマンサスペンスドラマ。 ■冴木をとりまくキャラクターたち 凄惨な事件を捜査する刑事には冴木(成田)のほか、黒木メイサ演じる先輩刑事・五味明日香。山梨県富士山北警察署 刑事第一課の刑事で、ぶっきらぼうな言動が目立つが、実は冴木のことをよく理解しているという頼りがいのあるキャラクター。優秀な刑事であり、作中では冴木と共に事件を解決するために奔走する。佐藤大樹演じる鈴木潤は、冴木の所属する山梨県警警察署刑事第一課後輩の新人刑事。捜査の基本を覚えるために、冴木についていつも行動を共にしている。そして野間口徹演じる川相総一は、冴木の上司である警部。冴木の単独行動などに振り回されながらも見守る一面もあり、捜査の指揮をとっていく。 そして、吉川演じる蓮水と同じく、かつて灰川邸に住んでいた子供たちの内、生き残った子供たちを演じるのが、萩原利久、仲万美、松本怜生、杢代和人、カカロニ・栗谷。萩原演じる瀧本蒼佑は冴木の腹違いの弟。冴木が実家を出た後に実家を出て、灰川の屋敷で一緒に暮らしていたことが事件により判明する。 仲演じる沖島マヤは、灰川の家でかつて暮らしていた子供たちの中で長女的な存在。現在はタトゥーアーティスト。松本演じる川口悟はやはり花音や蒼佑と共に灰川の屋敷で生活していた過去の持ち主で、現在は法科大学院生。杢代演じる神代健流はかつて花音とともに灰川の屋敷で暮らしていたが、現在は行方不明になっている謎の人物。そして、栗谷演じる東優磨は灰川の家に一番最初に暮らし始めた一家の長男的な存在。 さらに山下美月が演じる森燈子は、灰川邸事件から7年後の2024年に起きた少女失踪事件を追う「週刊文苑」の記者。取材の中で少女失踪事件と灰川邸事件の繋がりに気づき、過去の事件の真相を暴こうとするドラマオリジナルのキャラクターだ。 ■これまでの放送では―― 2024年。記者の森燈子(山下美月)は、刑事課の五味明日香(黒木メイサ)を訪ねていた。2017年に起きた灰川邸事件について話を聞こうとするが、五味は“あんな終わり方をした”事件のことは話したくない、と話す。 時は遡り、2017年。瀧本蒼佑(萩原利久)は、刑事の鈴木潤(佐藤大樹)に捕らえられていた。鈴木をにらみつけた蒼佑は「お前は誰だ?」と問いかける。 一方、冴木(成田凌)と五味は、灰川邸に飾ってあったサトゥルヌスの絵を購入したのが鈴木であることや、灰川が書いたと思われる日記に“ジュン”という子供がいたことが記されていたことを、改めて上司の川相(野間口徹)に報告する。 冴木は、鈴木の身柄を確保すべき、と訴えるが、上層部からは確実な裏付けが取れるまで鈴木の件は伏せる、と言われてしまう。 ■第7話では―― 力を受けて育った子どもが、また暴力を振るうようになるなら、そんな負の連鎖は断ち切った方がいい。生きていること自体が間違っている――。 そんな鈴木(佐藤大樹)の言葉を受けて、冴木(成田凌)は思わず彼を殴っていた。制止する瀧本蒼佑(萩原利久)の言葉も届かず、ひたすら殴り続けていた…。そこへ五味(黒木メイサ)や捜査員が到着する。 2024年。マヤ(仲万美)がビルの屋上で、何者かに襲われる。灰川邸事件との関連を探る五味は、記者の森燈子(山下美月)に話を聞くことに。このことがきっかけとなり、五味は冴木と再会することになる。 ――という物語が描かれる。 ■事件は最悪の結末に…予告動画に反響 公式HPなどで公開されている予告動画では、五味が拳銃を構え「待て!」と大声を上げる姿からスタート。次のカットでは川相が「最悪の結末となったな」とため息をつくが、一体何があったのか。物語は激動の2024年へと進むことになる。 2024年、新事件で新たな犠牲者が発覚。灰川邸事件で生き残った悟は「なんでこんな目に…」と呟くと、優磨は「俺たち皆、殺されるんだ」と怯える。さらに、マヤが夜道で何者かに迫られ「ごめんなさい…ごめんなさい…」と謝る姿も。 また少女失踪事件の真相も明らかとなる。一度は取材を断った五味だったが、燈子に話を聞くことに。すると「あの事件で生き残った誰かが、みくちゃんと一緒にいるんじゃないかと思って…」と話し出す。 ラストには、冴木が闇落ちした姿と蒼佑の残像が映し出される。 第7話放送を前に「蒼佑…?」「事件のつながりがまだ見えない」「ここから現代メインになるのか」「顔に傷のある男は何者?」「漫画とは違う展開だからこの先が読めない」「行方不明になってる人はどこにいるの」といった声など、オンエア前からSNS上などで話題となっている。 「降り積もれ孤独な死よ」第7話は、8月18日(日)夜10:30より日本テレビにて放送。