「異常な状態、かなり危機感」作業事故が相次ぐ柏崎刈羽原発、安全意識向上へ決起大会
東京電力は10月30日、新潟県の柏崎刈羽原発で働く人の安全意識向上と作業事故や火災の撲滅を目指す「安全決起大会」を、同原発構内で開いた。 【画像】柏崎刈羽原発の位置と写真 東京電力と協力企業でつくる柏崎刈羽原子力安全推進協議会が、毎年開催している。 東電によると、柏崎刈羽原発では24年度、30日までに10件の作業事故と2件の熱中症による労働災害が起きている。 協議会会長を務める稲垣武之所長はあいさつで「作業災害は昨年度の計6件を既に大きく超過している。近年と比較しても異常な状態と言え、かなり危機感 を持っている」と述べた。