「アフレコ中もおなかが鳴る」熊谷健太郎も絶賛のアニメ「ダンジョン飯」
「ダンジョン飯～Delicious in Dungeon～」劇場先行上映公開記念あいさつが12月9日、都内にて開催され、主要キャラクターを演じる声優の熊谷健太郎、千本木彩花、泊明日菜、早見沙織が登壇。テレビ放送の前にスクリーンで上映できる喜びや作品への思いを語った。 【写真】「ダンジョン飯」特大パネルが展示 ■おそろいのTシャツで登壇、キャスト陣が語る登場人物たち 本作は、ダンジョンの奥深くにお金も食糧も置いてきてしまったライオスらが、ドラゴンに食べられた妹を救出するために再びダンジョンへ挑み、襲い来る凶暴なモンスターを食べながら、ダンジョンの踏破を目指すストーリー。 熊谷は優秀な剣士で、迷宮についての豊富な知識を持つパーティーの頼れるリーダー・ライオス役、千本木は魔術の才に長けていて、パーティーでは攻守にわたって活躍する魔術師・マルシル役、泊は愛らしい外見だが超毒舌なハーフフットの鍵師・チルチャック役、早見は兄のライオスらとともに迷宮を探索し、レッドドラゴンと交戦中に食べられてしまった魔術師・ファリン役で、それぞれ出演している。 出演者一同は、ドット絵風の「ダンジョン飯」のキャラクターが描かれたおそろいのTシャツを着用して登壇。 同作のイベントに初出演となった早見は、演じたファリンについて「オーディションから数えるとすごく時がたっているので、やっとみんなの前で『ダンジョン飯』の話をできるのがうれしい。皆さんは3話まで見ていただいて、ファリンはちょっとずつ喋ってるかなという感じなので、これからどんなファリンが出てくるか楽しみにしてもられば」と語る。 チルチャック役の泊は「もともと原作ファンなので出られてうれしいです。チルチャックの見た目はかわいらしいんですけど、トゲトゲしてるところもあるので、ほかのメンバーが楽しいからこそ、空気感で負けないようにしています」とコメント。 マルシル役の千本木は「私も原作が好きなんですけど、マルシルをどうやって演じようかと試行錯誤しながら作っていきました。どういう感想を持たれるか心配ですけど、笑っていただければ」と話した。 ■熊谷健太郎も思わずおなかが鳴る食事シーン 舞台あいさつ終盤では、マルシルの特徴でもある叫び声についてトークが及んだ。MCより「叫び」について話を振られると、ライオス役の熊谷は「あのシーンは一発OKだったんですよね。ライオスは真剣にやってるので、彼の中で威嚇するにはこうである、というのが面白く映ってるだけ。演じているときにその感覚は持ってないといけない。狙って笑わせにいこうというテンションで演じちゃうと、音響監督さんに『今のスベってたね』とバレるんですよね」と演技について振り返った。 同作の見どころである食事シーンについて、熊谷は「(アニメになって)より料理がおいしそうに見えますよね。温度とかにおいも伝わってきそうで、アフレコ中もおなかが鳴りました」と絶賛した。 締めのあいさつで、熊谷は「(朝一の回ということで)ちょうど朝ご飯の時間帯に1本目見ていただきまして。ご飯は1日3食。今日あと2回見られますね。何食分ダンジョン飯を楽しんでいただけるのか。おかわり大歓迎でございます！」と、作品を食事に例えて観客に呼びかけた。 ◆取材・文＝後藤響平
