旅の服選びは「アウターから決める」40代スタイリストが非日常感を楽しむための温泉旅コーデと【旅バッグの中身】とは?
週末や年末年始、一泊二日の温泉旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか? 今回はスタイリストの水野利香さんに、温泉旅館でゆったり過ごすときの旅コーデと旅バッグの中身を見せていただきました。「旅は非日常を楽しむ派」の水野さん流コーディネートのポイントとは? 水野さんおすすめの温泉情報もお届けします! 【着用画像】1日目と印象がガラッと変わる!40代スタイリストの2日目コーデを紹介
旅コーデ選びはアウターから。靴とバッグは同じ色かモノトーンに
「旅コーデを決めるとき、冬の場合、私はまずアウターを決めます。アウターって大物で印象が強いので、まずはアウターを決めて、その次に靴とバッグを。靴とバッグは同じ色かモノトーンにすれば、大体どんな服にも合わせやすいと思います。 旅行は私にとって非日常なので、自分自身の気分が上がるものや、一緒に行く人の気分が華やぐ服を選びます。とはいえ、基本的にはそのときの気分で着たいものを着るようにしています」
【1日目】華やかな柄スカートでカジュアルすぎないダウンスタイルに
「今回は家族や友人とゆったり過ごす温泉旅を想定して考えました。温泉地って寒いので、まず最初に選んだのはあったかいダウン。旅は移動が多かったり座っている時間が長かったりするので、中に着る服はシワになりにくくて着心地がいいものを選ぶようにしています。荷物は極力減らして身動きを取りやすくしたいので、アウターの中はワンツーコーデが多いです。 1日目はちょっと華やかな印象になるようにスカートを穿いてみました。とはいえすごくボリュームがあったりマキシ丈のものだと動きづらかったり裾の汚れなどが気になるので、シワになっても目立たない柄物で軽い素材のスカートを選んでいます。旅先では身軽に歩き回りたいので、小さめのバッグも必ず持っていきます」
【2日目】1日目とガラッと印象を変える赤ニットを主役にしたデニムコーデ
「シワがついた服を着るのが嫌なので、着替えとして持っていく服は“シワが目立ちにくい”ことが基準です。一日目とガラッと印象を変えたかったので、トップスは赤のリブニットを着てみました。リブってシワが目立ちにくいので、旅にはリブニットやリブカーディガンを持っていくことが多いです。デニムは穿いているうちにシワが伸びるので、二日目用としてぴったり。ただ、デニムであまりにカジュアルになりすぎないように、トップスはいつも華やかな印象のものを合わせるようにしています」