<春に挑む>選手紹介/4 国学院久我山・下川辺隼人/二松学舎大付・藤岡良祐 /東京
◇冬の「体作り」に注力 国学院久我山・下川辺隼人(2年) 長打力が持ち味で、1年の秋季都大会からベンチ入りする。昨秋の都大会準決勝では2安打4打点の活躍をみせ、同大会に神宮大会を加えた計9試合では13安打12打点、2本塁打の好成績を残した。 全国の強豪が集う神宮大会で他チームの選手と自身の体格差を感じ、この冬は体重増など「体の土台づくり」に注力してきた。「真面目で負けず嫌い。ひらむきにやり続ける力がある」と尾崎直輝監督。練習は「うまくいかない理由を考えながらやらないと、無駄な時間を費やすことになる」と自分に厳しい。 趣味は漫画を読むこと。尾田栄一郎さんの冒険漫画「ONE PIECE」や、小林有吾さんのサッカー漫画「アオアシ」がお気に入りだ。【小林遥】 ……………………………………………………………………………………………………… (1)右投げ右打ち(2)182センチ、75キロ(3)小金井リトルシニア(4)まず勝ちたい。その中で自分の役割を果たしたい ……………………………………………………………………………………………………… ◇出塁重視の俊足1番 二松学舎大付・藤岡良祐(2年) チーム屈指の俊足で、50メートルを6秒台前半で走る。試合の流れを決める1番打者として周囲の期待も高い。 試合では「どんな形でも塁に出る」ことを心がけている。自分と同じ内野手で1番打者だった先輩、永見恵多さん(3年)から「四球でも何でもよいから塁に出る」ことの大事さを教わったからだ。 激しいレギュラー争いを勝ち抜くため、守備でも日々研さんを怠らない。打撃と同様、「泥臭く、どんな形でもアウトを取る」ことにこだわる。 スポーツ一家で、父はサッカー、母は陸上とテニスの経験者。弟も中学でバレーボール部に所属している。自身も、余暇は友達とバレーボールやサッカーで汗を流している。【加藤昌平】=つづく ……………………………………………………………………………………………………… (1)右投げ左打ち(2)162センチ、60キロ(3)駿台学園中(4)選んでもらったことに感謝して勝つ 〔多摩版〕