エスワティニ首相、次期総統の頼清徳氏と会談「台湾への支持は揺るがない」
(台北中央社)中華民国(台湾)と外交関係を有するアフリカ南部エスワティニ(旧スワジランド)のラッセル・ミソ・ドラミニ首相は20日、次期総統の頼清徳(らいせいとく)副総統と総統府で会談した。頼氏の就任後も同国の台湾に対する支持は揺るがないと述べ、今回の訪台の目的は台湾との外交関係に対する約束を改めて伝えることにあると語った。 ドラミニ氏は、頼氏が1月の総統選で激しい戦いの中で勝利したのは、頼氏の政権運営能力に対する台湾の人々の信頼を反映していると称賛。頼氏が総統に就任する5月20日を元首のムスワティ3世が楽しみにしていると紹介し、一意性を有する両国の外交上の約束は後世のために残されるべきだとした。その上で、台湾とエスワティニの外交関係は相互理解や安定、繁栄に根ざしているとし、関係の今後を楽観視する姿勢を示した。 (温貴香/編集:名切千絵)