元巨人の32歳中継ぎ左腕が日本新薬加入「投手の中では最年長、うまく引っ張っていけたら」
社会人野球の日本新薬は6日、巨人、広島でプレーした戸根千明投手(32)の加入を発表した。チームはこの日が練習始めで合流。同社を通じ「都市対抗出場、そして優勝に向けて投げ続けるのみ。投手の中では最年長、うまく引っ張っていけたら」とコメントした。 14年にドラフト2位で日大から巨人に入団した戸根は、貴重な左の中継ぎとして1年目から46試合を投げるなど、在籍8年間で通算158試合に登板。その後、22年オフに現役ドラフトで広島に移籍した。しかし、昨季は故障に泣き、1軍登板なく戦力外通告。10年間全てリリーフで通算182登板、6勝2敗3セーブ23ホールド、防御率4・04だった。 「地元京都の伝統ある企業。日本新薬で日本一になりたいという気持ちが湧きあがってきた」と入団を決意。都市対抗に38度、日本選手権には26度の出場を誇る強豪で、左腕が復活を図る。
報知新聞社