リヴァプール元主将アラン・ハンセンが重病で入院 クラブが発表
黄金時代をつくった伝説の選手
イングランド・プレミアリーグのリヴァプールは、同クラブ主将も務めた元スコットランド代表DFアラン・ハンセン(68歳)が重病のため入院したことを6月9日に発表した。 公式サイトで「リヴァプールFCの想いは、現在重病で入院している伝説の元キャプテン、アラン・ハンセンとともにあります」とファンに対して発信。 アラン・ハンセンは現役時代、攻撃を読む能力に優れた守備を武器にセンターバックとして活躍。1977年~1991年までリヴァプールでプレイし欧州2連覇やリーグ優勝8回、FAカップ優勝2回、リーグカップ3回などタイトルを量産してリヴァプールの黄金時代を築いた。 1985年にはチームのキャプテンに選ばれ、冷静沈着なリーダーシップを発揮した。 また、22年という長きにわたり『BBC』の解説者を務めた。サッカー番組『マッチ・オブ・ザ・デイ』ではスコットランド弁で司会者ガリー・リネカーとやりとりするのが人気で、英国のサッカーファンの間でよく知られている人物だ。
構成/ザ・ワールド編集部