前夜負傷交代のソフトバンク近藤健介が振らずに先制 痛みこらえ押し出しの四球選ぶ
◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク―ヤクルト(13日、みずほペイペイドーム) 「5番DH」で出場しているソフトバンクの近藤健介が初回1死満塁で回ってきた第1打席で四球を選び、先制点を奪った。 ■久々にドームに響く熱男~!【写真】 先頭の周東佑京が三遊間に転がすと俊足を飛ばし内野安打で出塁。続く今宮健太、栗原陵矢が連続四球を選んだ。その後、1死となり近藤がフルカウントで内角の変化球をきっちり見た。 前日12日のヤクルト戦。4回の左翼守備で、ライナー性の当たりに猛チャージを掛けた際に顔面からグラウンドに落ち、体が1回転し、右手中指と薬指の付け根付近を捻挫。そのままプレーは続行したが、4回1死で打席に入り、一ゴロ併殺。5回の守備で退いていた。 近藤は試合前、けがについて「(痛みは)ずっとありますよ」と話していた。この打席でも積極的にスイングを仕掛けにいき、痛みをこらえながらしっかりと結果を残した。
西日本新聞社