キラウエア火山が噴火 米ハワイ島、警戒引き上げ
【ホノルル共同】米地質調査所（USGS）ハワイ火山観測所は7日、ハワイ島にある世界最大級の活火山、キラウエア火山が噴火したと発表した。現時点で噴火活動は山頂のカルデラにある噴火口内にとどまっているが、同観測所は警戒レベルを引き上げ注意を呼びかけている。 キラウエア火山では断続的に噴火活動が続いている。2018年の大規模噴火では700以上の住宅が破壊され、多くの住民が避難生活を強いられた。今年1～3月にも噴火が観測されている。 ハワイ島の人口は約20万人。昨年11月には世界最大の活火山として知られる同島のマウナロア火山も38年ぶりに噴火した。
