〈ジブリパーク〉にも近い!薪割りに魚釣り、昔ながらの暮らしが体験できるグランピング施設誕生
コロカルニュース
グランピング&BBQ施設、〈ウッドデザインパーク瀬戸〉が、焼きもののまちとして有名な愛知県瀬戸市にオープン。車で5分ほどの場所には〈ジブリパーク〉がある、話題のエリアです。都心からほど近い場所にありながら、豊かな自然に囲まれ、昔ながらの暮らしや遊びが楽しめるスポットとして人気をよんでいます。 【写真で見る】白川郷の合掌造りを移築した古民家が施設のシンボル。 ■魚を釣ったり、薪を割ったり、憧れの田舎暮らしを疑似体験 慌ただしい日常からふと抜け出して、作物を育てたり、自分で魚を捕ったり、自然のなかで遊んだり。そんな田舎暮らしを疑似体験できる、ひと味違ったグランピングを楽しめるのが〈ウッドデザインパーク瀬戸〉のおもしろさ。敷地内には丸太などを組んでつくられたブランコや平均台などの木製の遊具のあるキッズパークや、人工で作った小川が流れる川遊びエリア、マス釣りが楽しめる釣り掘など、自然との一体感が満喫できます。 また、グランピングスペースのテント横には薪を割る道具がセットされており、その薪を使って焚火をして楽しむなど、アウトドアならではの醍醐味も。闇が深まるなか、普段の生活では味わえない非日常空間へと誘ってくれるはず。 ■現代の生活を取り入れながら、少しずつ自然へ歩みよる ウッドデザインパークの関連会社に、住宅リフォーム会社があることから、テント内の部屋は冷暖房完備、バストイレつきと、まるでホテルのような快適な空間となっています。ウッド調のあたたかみのあるインテリアやおしゃれなファブリックなど心地よく、無理のないグランピングライフを提供してくれています。 敷地内には、人気のサウナテントもあり、思い切り汗をかいてリフレッシュしたあとは、水風呂やシャワーでさっぱり汗を流せます。大自然のなかで、体ひとつで楽しむサウナは、慌ただしい日常をそぎ落とし、シンプルでクリアな気持ちにリセットしてくれそうです。 ■地元の食材を味わいながら、自然の恵みに感謝 現在、〈ウッドデザインパーク瀬戸〉で運営スタッフとして働く片岸亮さんは、数年前まで東京の飲食店で仕事をしていましたが、コロナ禍で生活が一変。地元・愛知に戻り、新たな可能性を求めてウッドデザインパークに転職したそうです。 現在は地元のおいしい食材との出合いを楽しんでいるとか。「BBQで提供している瀬戸豚は、地元農家さんが大切に育てているブランド豚です。愛知にはまだまだ知られていない食材もたくさんあるので、BBQでそういった食材を知っていただくことにもつなげたいです」と、片岸さんは語ってくれました。 宿泊客は1泊2食つきで、夕食は食材がいろいろ選べるBBQ、朝食は愛知県ならではの名古屋コーチンの卵を使った卵かけごはんの和定食、洋食、雑炊の3パターンから選べます。飲食業出身の片岸さんだからこそのこだわりの食事が堪能できます。 ■昔話に出てきそうな合掌造りがシンボルに 〈ウッドデザインパーク瀬戸〉には、この施設のシンボルである白川郷から移築した合掌造りの古民家があります。 ここは、グランピングやBBQ利用者以外も楽しめるスポットで、今までは見学利用のみでしたが、ゆったりとした時間を過ごしてもらおうと、3月23日に自然薯茶屋として、新たにオープンしました。自然薯を使った素朴な味わいのランチや七輪で焼く団子などの甘味も楽しめます。