創立40周年を記念「花火フェスティバル」 さいたま市の第二東中 冬空に花火、3千人以上が楽しむ
埼玉県さいたま市大宮区の市立第二東中学校で7日、創立40周年を記念した花火フェスティバルが開催された。在校生、卒業生、保護者、地域の人たちなど3千人以上が訪れ、冬空の打ち上げ花火を楽しんだ。 25万7千人の客、秩父夜祭で熱狂 全国でも珍しい屋台芝居に注目 豪華絢爛な行列
主催したのは、PTAなどで構成する創立40周年記念事業実行委員会(荒川ゆり子委員長、森邦雄PTA会長)。記念行事のクライマックスとなったこの日は、午後2時からグルメフェスも行われ、石窯ピザやクレープ、たい焼きなどのキッチンカーが登場し、校庭はお祭りムードでにぎわった。 点火セレモニーでは、清水勇人市長をはじめ、青少年育成会中部地区会の久世晴雅会長、卒業生代表の高子景市議らがあいさつ。午後6時半、点火スイッチが押されると、スターマインなどバリエーション豊かな打ち上げ花火120発が、断続的に15分間打ち上げられた。「大きい」「きれい」など歓声が上がり、多くの観客がスマートフォンなどで撮影していた。 卒業生の女性(19)は「学校に来られて楽しかった」と話し、一緒に訪れた母親(46)は「こんな大きな花火とは思っていなかったので、とても感動した」と花火を堪能していた。 実行委員長の荒川さんは「多くの地元企業が協賛してくれた。在校生や卒業生のボランティアも一緒につくり上げてくれた。40年たって本当の意味で開かれた学校になったと思う。地域との連携を今後も続けていきたい」と語った。