「今後、公共の場での露出はしません」都知事選“ほぼ全裸選挙ポスター”の桜井MIUが語る後悔と今「最近はゴミ拾い活動を主催しています」
今年7月に行われた「東京都知事選挙」のポスター掲示板に胸や下半身の一部が隠されただけの“ほぼ全裸”の女性のポスターが掲出されて物議を醸した問題。警視庁が「東京都迷惑防止条例違反」の疑いで候補者に警告を出したこともあり、ポスターは剝がされ当事者には批判が殺到した。このポスターでモデルになったのがレースクイーンやグラビアアイドルとして活動していた桜井MIU。当時は騒動を受け、自身のSNSなどで謝罪する事態に追い込まれた。あれから4か月が経った今、桜井はどうしているのか。本人にインタビューした。 【写真】あられもないポスター、裸体の胸と局部は隠されていた。舞台で見せたセクシーな衣装姿も
* * * 「まずは最初に、7月の都知事選では私の軽率な判断により皆様をお騒がせしましたこと、深くお詫び申し上げます」 桜井は開口一番こう切り出し、深々と頭を下げた。そもそも、当時なぜあのようなポスターを掲載することになったのか。 「都知事選のポスターモデルのお話しをいただいた当初は、『あなたが普段SNSに投稿しているハイレグの写真のようなイメージでお願いしたい』と伺っていたんです。私はグラビアアイドルなので、ファンの方に向けて日々SNSにセクシーなハイレグの衣装を着た画像を投稿していたので、『それならば』と仕事をお受けしました。 しかし、実際はポスターになったあのセクシーポーズ指定での自撮りで送ってほしいとのことで、最初は自宅で撮影したものを送りましたが、背景は白がいいと言われ、自分でレンタルスタジオを予約してあのポーズを自撮りし、送りました。その後、候補者の方がご自身で写真を切り抜きして文字入れし、あのポスターが出来上がりました」
「お仕事がなくなってしまった」
この騒動によって桜井のSNSには批判が殺到。なかには、脅迫めいた発言や殺害予告などもあったという。 「当時は本当に怖くて、外に出ることができなくなりました。仕事でどうしても外出しなければならない時には、『この中に私を狙っている人がいるかもしれない』『もし、家族が狙われたらどうしよう?』と気持ちが休まりませんでした。世間をお騒がせしたことは反省しておりますが、殺害予告などの人の生命を脅かす行為に対しては、家族や自分自身を守るために警察へ通報しようか悩んだほど不安でした」 騒動から時間が経ち、現在は少し落ち着いたものの、タレントとしての仕事への影響はことのほか大きかった。 「イメージガールを務めていたメーカーのお仕事がなくなり、たくさんの方にご迷惑をおかけしてしまいました。私はアイドルとしても活動していて、定期的にライブも開催しているんですが、この騒動でファンが離れるかと思いきや、皆さん今まで通り会いに来てくれました。 炎上してしまったことを親のような気持ちで見守ってくれましたが、内心はハラハラしていたと思います。逆に、騒動で私を知って会いに来てくださった方もいらっしゃいましたね。芸能活動では、ラジオ成田で『TG企画presents 桜井MIUのラジラジラジオ』という冠番組を持たせてもらったりと、今のところは順調です」