真空3Dチタンプリント製の超・高反発ヘッド! KLプランニング『TiLaM』が斬新すぎる!
カスタムパーツを手がける「KLプランニング」が、ユニークな新作ヘッド『TiLaM(ティラム)』をアナウンス。なんと、「CT値が310μs(USGAの適合上限は257μs)以上」の超・高反発ヘッドで「真空3Dチタンプリント製」のため、高強度かつ溶接部分がなく複雑な内部構造を高精度で製造できるという。 ソールデザインの「TiLaM」ロゴは確かに女性受けするかも【画像】 しかも、難解な言葉の説明を並べる真っ黒で精悍なデザインのパーツでありながら、「女性に注目してほしい」とも。一体、どういうことなのか。 「今回発売したヘッドにはSL(スタンダードロフト・11.5°)とHL(ハイロフト・13.5°)の2タイプがあります。意外なことにHL/13.5°は女性の方から反響が多く、打たれた方は飛びのすごさを体感されています。まずは高反発モデルから発売させて頂き、年内にルール適応モデルの発売を計画しております」(同社) また、特殊な製法のメリットを同社はこう説明する。 「真空状態で独自開発の粒状チタン層にレーザー熔射し積層しながら成形し、1層0.03mmピッチのチタンを約3000層も積み上げてヘッドを成形します。シームレスに製造されたチタンボディは一切の繋ぎ目がなく、溶接や鍛造・鋳造に見られるポーラス(気泡)の無い金属組織の精密で高強度のヘッドを実現いたしました。また3Dプリントのため溶接を必要とせず重量調整などの後加工が必要ないため高精度での製造が可能です」(同) ヘッド重量は「SL」が195gで「HL」が193gだが、CT値は「HL」の方が320μs以上と「SL」より10μsほど高く、同社が言う通り、女性ゴルファーが劇的に飛距離を伸ばせるのには反発の違いもあるよう。いずれのロフトも、税込22万円。