【2歳新馬/東京5R】クロワデュノールがオークス馬の弟との一騎打ちを制す 北村友「無事に勝ててまずはよかったです」
9日、東京5Rで行われた2歳新馬(芝1800メートル)はキタサンブラック産駒の3番人気クロワデュノール(牡・斉藤崇)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒7(良)。 1・7倍と圧倒的支持を集めたのはオークス馬チェルヴィニアの半弟・アルレッキーノだったが、終わってみればその超良血馬に2馬身半差をつける完勝劇。抜群のスタートからそのアルレッキーノにハナを譲り、5ハロン通過61秒3のスローペースをしっかり折り合って2番手追走。4コーナーからは一騎打ちとなり、最後は2馬身半突き放してフィニッシュした。 勝利に導いた北村友は「無事に勝ててまずは良かったです」と第一声。レースについては「いい形でしたし、目標にする馬も最後までしっかりしてくれると思っていました。切れ味勝負になると分が悪いと思っていたので、少し早めに動かしていきました」と振り返った。勝ち馬の強さはもちろんだが、ジョッキーの緻密な戦略も完勝を後押ししたことがうかがえる。新種牡馬の活躍も目立つ中、イクイノックスで大ブレイクを果たしたキタサンブラックの産駒が当世代でも旋風を巻き起こすか注目だ。
東スポ競馬編集部